2019.9.24.UP!

東京マラソンの記録証２枚が届きました。青い記録証はコニカミノルタの記録証。
それと完走者3万5803人全員の名前とタイムが載った６枚分の東京新聞も同封されてました。
右上の写真は15キロ地点の浅草寺雷門あたりで、まだまだ超絶好調の時♪雨の投影がなんか面白い。
こんな観光地の道路のど真ん中を、ただのオッサンなのに大歓声を浴びて走れるなんて、ホント一生の思い出になりました。

この青い記録証には５キロ間隔で１キロあたりの平均ペースと年齢別のフィニッシュタイムの分布図が載ってました。
振り返ると、30キロまでは余裕のサブ3ペースだったけど、そのあとはいきなり低体温症気味になり大失速・・・

この日は気温４度。朝からずっと冷たい小雨で、スタート１時間以上前から雨に打てれながらスターティング グリットに
すし詰め状態で並んでて、全くアップもできないまま体温は奪われ、唇が紫状態で震えながら号砲を待ってました。

（トップランナーの大迫傑選手が低体温症で途中棄権したあの衝撃的な大会です）
そんで僕も案の定、レース後半は寒さでガクガク震えて、目の前が霞んでフラフラ状態になりました。
フルマラソンは今回が9回目だったけど、今まで感じたことがない未知のキツさでした・・・
それでも不思議と脚は勝手に回り続けました。
そしてフィニッシュゲートの電光掲示板の『２』（時間）の数字を見てサブ３を確信した瞬間、
すべての痛みからふわ〜っと解放されて、涙があふれ出ました・・・。

レースの30キロまではハーフマラソンの自己ベストを４分ちょい更新するほど調子が良かったので、
後半の大失速はそれまでの貯金でなんとか逃げ切ったギリギリのレース展開でした・・・(^^;)
ちなみにサブ3（３時間切り）はノンストップで１キロ平均4分15秒がギリギリのペースです。
このレースでの僕の平均ペースは１キロ４分８秒。平均時速は14.7km/h。
5キロ、10キロ、ハーフ、30キロの自己ベストはこの東京マラソンで、あれから半年間、
何度タイムトライアルでその距離を走ってもそのタイムを全然抜けません・・・
これは東京マラソンでの異常なアドレナリンと、沿道の大歓声がいかにスゴかったって事だと思います。
あの号砲の紙吹雪は本当にすごかった〜めちゃくちゃ興奮しました！

走り始めた頃からず〜っと、憧れで夢だった東京マラソン。
気象は最悪でしたが、今まで走った全てのレースの中で一番楽しかったし、一番興奮しました！
僕のヒトとしてのチカラを限界まで引き出してくれた、全てが最高の特別な大会でした。
こんな最高の舞台で夢の初サブ３を達成できたことは本当に幸せなことだと思います。
またいつかくたばる前に、東京マラソンだけは絶対に走りたい！